Patricia Zengerle

[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は、イランに対する戦闘が7月7日に再開されたと米議会に正式に通知した。政権はこの通知書を、議会の承認なしに同地域で軍事力を行使できる新たな60日間の期間を開始するものと見なしている。

トランプ氏は10日付の通知書で「米国民と米国の安全保障、外交政策上の利益を守るという責務に基づき、この軍事行動を指示した」と述べた。ロイターは13日に通知書を確認した。

通知書には、4月7日に2週間の停戦を命じ、その後延長したことや、紛争の外交的解決に向けた政権の取り組みなど、これまでのトランプ氏の対応が記されている。

トランプ氏は6月17日に署名したイランとの覚書について説明した上で、イランがホルムズ海峡を通航する商船を攻撃して覚書に違反したため、同国への攻撃再開を命じたと述べた。

双方の攻撃の応酬が激化する中、トランプ氏は13日、イランに対する海上封鎖を再開し、ホルムズ海峡の開放を確保すると表明した。

米憲法では、宣戦布告の権限は大統領ではなく議会のみが有する。ただ、歴代の米大統領は長年にわたり、米国の安全保障を維持するため、議会の承認なしに短期の軍事行動を命じる権利があると主張してきた。

戦争権限法は、大統領が敵対行為の開始から48時間以内に議会に報告するよう義務付けており、議会の承認なしに開始された軍事行動は60日以内に終了しなければならないと定めている。

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