[ミラノ 13日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスは13日、第2・四半期の出荷台数が暫定ベースで前年同期比10%増の約160万台になったと発表した。北米がけん引した。
販売の回復は、アントニオ・フィローザ最高経営責任者(CEO)が進める再建計画の要だ。ステランティスは近年、車両価格の上昇や電気自動車(EV)への過度な傾斜、品質問題、中国メーカーとの競争激化により、主要市場で顧客離れが進んでいた。
フィローザ氏は5月、2030年までを対象とする600億ユーロ(680億ドル)規模の新事業計画を発表。新モデルの投入、ブランドポートフォリオの再編、技術・製造分野での新たな提携に注力する。
第2・四半期の北米での出荷台数は38%増の44万5000台。新型車や改良モデルが好調だった。
欧州は5%増の76万2000台となった。低価格モデルへの需要が特に旺盛だったという。
一方、中東・アフリカは「地域紛争が原因」で減少、南米もアルゼンチン市場の低迷が響き減少した。
ステランティスは30日に第2・四半期決算を発表する予定。