Mayu Sakoda

[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落し、前営業日比1.92%(1315円)安の6万7242円73銭で取引を終えた。人工知能(AI)や半導体関連株の過熱感や割高感が意識され、利益確定売りが広がった。韓国総合株価指数(KOSPI)が一時9%超安と急落したことも投資家心理の重しとなった。主力半導体企業の決算発表を控える中、ポジション調整の売りも出たとの指摘があった。

日経平均は小幅安で寄り付いた後、プラス圏に浮上し、0.76%(520円48銭)高の6万9078円21銭の高値を付ける場面があったが、その後軟化。一時、2.78%(1904円62銭)安の6万6653円11銭の安値をつけた。週末の米国株高を好感した買いは続かず、時間外取引での米株先物指数や韓国総合株価指数(KOSPI)の軟調な値動きが重しとなった。

大和証券の津田遼太シニアストラテジストは「明確な悪材料が意識されているわけではないが、これまで株価が急激に上昇していたため、反動が出やすい局面」と指摘する。週末のSKハイニックスのナスダック市場上場を受けた材料出尽くしの売りに加え、オランダの半導体製造装置メーカーASMLや台湾積体電路製造(TSMC)の決算を前に、ポジションを軽くする動きも出ているという。

個別では、前週末に公表した決算内容が嫌気され、安川電機がストップ安売り気配で引けた。半面、通期見通しの上方修正を発表した良品計画は16%超高で株式分割考慮後の上場来高値を更新した。

三菱UFJフィナンシャル・グループは2%超高で株式分割後の上場来高値を更新、時価総額は42兆円台で首位となった。市場では「半導体関連株が調整局面に入る中、ディフェンシブへの銘柄分散が追い風となった」(国内証券ストラテジスト)との見方があった。

TOPIXは0.71%安の4007.49ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.71%安の2067.03ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆0127億0500万円だった。

東証33業種では、値上がりは銀行、その他製品、精密機器など15業種、値下がりは電気機器、非鉄金属、ガラス・土石製品など18業種だった。

主力株では、アドバンテスト、東京エレクトロンが2─3%超安、キオクシアホールディングスが12%超安。太陽誘電が19%超安、イビデンが7%超安。SHIFT、三越伊勢丹ホールディングスは3%超高としっかり。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が反落し、0.28%安の716.87ポイントだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが571銘柄(36%)、値下がりは941銘柄(60%)、変わらずは46銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 67242.73 -1,315.0 68410.63 66,653.11─

0 69,078.21

TOPIX 4007.49 -28.59 4050.36 3,986.18─4

,073.79

プライム市場指数 2067.03 -14.74 2090.02 2,056.24─2

,100.89

スタンダード市場指数 1625.68 -14.82 1642.72 1,624.65─1

,652.06

グロース市場指数 925.45 -3.18 928.64 919.37─944

.39

グロース250指数 716.87 -2.01 719.09 711.28─732

.00

東証出来高(万株) 197558 東証売買代金(億 100127.0

円) 5

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