[13日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タ​イムズ(FT)は13日、複数の関係筋の話として、米クレジットカード大手マスターカードが英決済子会社ボーカリンクの過半株式を英国の銀行などに売却することを検討していると報じた。重要な資産が米企業所有下にあることへの懸念に対応するためという。

ボーカリンクは英リテール決済システムの大部分を運営。ウェブサイトによると、同社は英国で銀行口座ベース決済システムの設計・構築・運用を行っており、給与の90%以上、公共料金の70%以上、公的給付金の98%を処理している。

マスターカードは2016年、英国の銀行コンソーシアムからボーカリンクを7億0100万ポンド(9億3738万ドル)で買収した。

FTによると、51%株式を取得する取引の価値は約4億ポンド(5億3488万ドル)に達する可能性がある。

英国の主要銀行や決済企業の多くが支援する「DeliveryCo」が潜在的な買い手と見られているという。

業務時間外のため、マスターカード、ボーカリンク、DeliveryCoはロイターのコメント要請に応じていない。

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