Bhanvi Satija Prerna Bedi

[10日 ロイター] - 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は10日、提携先の中国製薬大手、翰森製薬集団(ハンソー・ファーマシューティカル・グループ)が開発する進行性小細胞肺がん治療薬「ris-rez(リスレズ)」が、後期臨床試験で主要目標の生存期間改善を達成したと発表した。

中国で実施された試験で、リスレズは標準化学療法である「トポテカン」と比べ、全生存期間で統計的に有意かつ臨床的に意義のある改善をもたらした。リスレズは抗体薬物複合体(ADC)の一種。

ハンソーによると、無増悪生存期間を含む副次的評価項目でも一貫した効果が示され、新たな安全性上の懸念は認められなかった。中国本土で同薬の権利を保有する同社は近く、中国の規制当局へ承認を申請する予定だ。

中国以外での権利を保有するGSKは、この治療薬の開発を加速させている。また、ハンソーからライセンス供与を受けた別の治療薬についても大型新薬(ブロックバスター)となる可能性を見込んでおり、開発を進めている。

GSKはルーク・ミールズ新最高経営責任者(CEO)の下、がん治療薬のポートフォリオの再構築を進めている。力を入れる領域を血液疾患や婦人科疾患の治療にとどまらず、肺がんや前立腺がんなどの分野へ広げようとしている。

GSKは6月、がん治療薬メーカーの米ニューバレントを106億ドルで買収することに合意した。買収額はGSKで過去最大となった。

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