[サンパウロ 10日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が10日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.64%上昇し、上昇率は5月の4.72%から減速した。ロイター調査のエコノミスト予想は4.80%の上昇だった。

前年同月比の上昇率が鈍化したのは2月以来で初めて。ただ中銀目標の3%プラスマイナス1.5%は上回っている。

前月比の上昇率は0.16%と、5月の0.58%から鈍化してロイター調査のエコノミスト予想である0.31%を下回った。

ブラジル中銀は先月、主要政策金利を3会合連続で25ベーシスポイント(bp)引き下げて14.25%とし、インフレ見通しを引き上げながらも次の一手について明確なガイダンスを示さなかった。

インテルのシニアエコノミスト、アンドレ・バレリオ氏は6月のCPIについて、ブラジル経済の基調的物価上昇は再加速していない様子だと指摘。「今のところ、ここ数年の金融引き締めは功を奏しているようだ。我々の見方では、(中銀は)現在の政策微調整サイクルを継続できるだろう」と述べた。

IBGEによると飲食料品価格が昨年11月以降初めて前月比で下落し、CPIの上昇率を抑える最大の要因となった。

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