[ダッカ 11日 ロイター] - バングラデシュ南東部で、数日にわたるモンスーンの豪雨に伴う洪水や土砂崩れにより少なくとも44人が死亡し、100万人超が孤立している。当局は11日、被災地域への支援物資輸送を急いだ。
災害対策省は同日、チッタゴン、コックスバザール、バンダルバン、ランガマティ、カグラチャリ、モウロビバザール、ハビガンジの7県で洪水により日常生活が混乱し、数千世帯が孤立、26万7918世帯が立ち往生していると発表した。
停電や道路の損壊、通信回線の断絶により、救助・救援活動は遅れている。多くの住民は自宅が浸水し、数日間調理ができない状況にある。台所や居間が厚い泥に覆われて困っている人々もいる。
数千世帯が調理を必要としないビスケットなどの食品や緊急支援物資に頼って生活しているが、道路が流され、橋が損壊しているため、支援関係者が被害の最も深刻な地域に到達することが困難になっている。
当局が救援活動を強化する中、陸軍と海軍の要員は孤立地域に食料や飲料水、医薬品、その他の必需品をボートで運んでいる。
コックスバザールのロヒンギャ難民キャンプでも今週、豪雨により土砂崩れが発生し、女性や子どもを含む難民16人が死亡した。
同キャンプには100万人を超えるロヒンギャ難民が暮らしており、木々が伐採された急斜面に建てられた仮設住居はモンスーンの季節には特に被害を受けやすい。