Panu Wongcha-um

[バンコク 12日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)は12日、タイの首都バンコクで外相会合を開いた。ミャンマーの外相が5年前の軍事クーデター以降初めて参加し、拘束が続いている民主派指導者アウンサンスーチー氏について、健康状態は良好と説明したという。

スーチー氏との面会を求めてきたフィリピンのラザロ外相が記者会見で明らかにした。

ラザロ氏は「アウンサンスーチー氏に関するミャンマー外相の発言について私が記憶している限りでは健康状態が良好だということで、外相がそう述べた前提は『彼女が親族で、姉妹であるため、世話をしていく』というものだった」と語った。

外相らはこの日、推定10万人の死者を出しているミャンマーの内戦を止められていない和平計画を前進させるため、同国の外相と対面で協議した。

ミャンマー指導者はASEANとの「5項目の合意」として知られる和平計画に基づいて行動しなかったとして、ASEANの首脳級会合から排除されてきた。この計画はほとんど進展していない。

ラザロ氏は、ミャンマーのティンマウンスウェ外相との会談を呼びかけた決定を擁護し、人道支援の面ではすでに進展が見られると述べた。

和平計画を支持する立場を維持し、交戦当事者間の対話を開始し支援活動を改善するための関与の枠組みだと位置づけた。

タイのシーハサック外相は、各国外相がミャンマー外相に対し、進展に向けた「期待を明確に示した」とし、スーチー氏の健康状態が良好だという「主張を確認できるよう」同氏との面会を求めたと語った。

ミャンマー外務省は声明で、12日の会談では関係強化や「ミャンマーのASEANへの完全かつ対等な参加復帰に向けた建設的な協力」について協議したと説明した。

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