[8日 ロイター] - ロシアは8日、トルコで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議での決定を非難し、破滅的な結果を招きかねないと指摘した。NATOはウクライナへの軍事支援を発表し、加盟国による集団防衛への関与を再確認した。

ロシア外務省のザハロワ報道官は同省のウェブサイトに掲載した声明で、NATOの優先事項は変わっていないとし、「欧州大陸の軍事化、防衛能力増強への注力、ロシアとの武力紛争への準備、そしてもちろんウクライナへの支援だ」と指摘。

「残念なことだ。NATOの戦略家が立ち止まって少し考えていれば、同盟だけでなく全世界にとって大惨事につながりかねない、そのような無責任な決定を下すことはなかったかもしれない」と述べた。

NATOは首脳会議で、2026年のウクライナへの軍事支援として700億ユーロ(800億ドル)を拠出すると表明した。

また、NATO条約第5条に基づく集団防衛への「揺るぎない関与」を再確認し、少なくとも500億ドル相当の防衛関連契約を発表した。

ザハロワ氏はまた、米国とNATO加盟国の間の「亀裂は消えていない」と指摘。「こうした状況を背景に、米国はNATOへの失望を隠していない」と述べた。

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