[ワシントン 7日 ロイター] - 米商務省が7日発表した5月の貿易赤字(季節調整済み)は前月比42.2%増の776億ドルとなった。人工知能(AI)関連の投資ブームが資本財輸入を過去最高に押し上げたことで、大幅に拡大した。第2・四半期も貿易が国内総生産(GDP)の足かせとなっていることが示唆された。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は785億ドルだった。

輸入は3.3%増の3953億ドル。うち資本財輸入が1280億ドルと過去最高を記録した。企業はAIへの支出を拡大しており、AI基盤の整備は輸入に大きく依存している。

輸出は3.2%減の3177億ドル。ただ、中東紛争を背景に石油の輸出は過去最高となった。

貿易は2・四半期連続でGDPの押し下げ要因となっている。アトランタ地区連銀のモデルは現在、第2・四半期のGDPが年率1.2%増になると予測している。第1・四半期の成長率は2.1%だった。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。