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[7日 ロイター] - ホルムズ海峡をオマーン側を航行していたカタールの液化天然ガス(LNG)タンカーが被弾し、大きな被害が出たと、事情に詳しい関係者4人が7日明らかにした。米とイランの協議で仲介役を務めるカタールのLNG船が攻撃されたのは、2月末の紛争開始後、初めて。米・イランの暫定合意にはホルムズ海峡の安全航行に関する項目が盛り込まれたが、依然、通航にリスクがあることを示した。

米ニュースサ​イトのアクシオス​は6日、米当局者の話を基に、イランのイスラム革命防衛隊がホルムズ海峡を航行中の商船に少なくとも2発のミサイルを発射したと伝えていた。

関係者によると、カタールのLNGタンカー「アル・レカヤット」は、左舷に被弾した後、救難信号を発信した。乗組員は無事。機関室で火災が発生して煙が充満しており、詳しい被害状況を確認できていないという。英海事機関UKMTOは、オマーンのリーマから東に約8カイリを南下中に、正体不明の飛翔体が左舷に命中し、火災が発生したとしていた。

アル・レカヤットは、世界最大規模のLNG船隊を運航するカタール・ガス・トランスポート・カンパニー(ナキラット)が所有・管理している。LSEGの海運データによると、同船が最後に位置情報を送信したのは6月18日で、トランスポンダ(自動応答装置)の切って航行していたとみられる。

関係者は「もし100%安全なイランの海域を利用すれば、イラン側と取引し、ホルムズ海峡が彼らの支配下にあることを認めることになる。米・オマーン推奨ルート航行すれば、被弾する」と述べ、「米国は通過を許可してくれるが、途中で何かが起きた場合、『進み続けるか戻るかはあなた方の判断だ』と言う」と語った。

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