Heekyong Yang Joyce Lee
[ソウル 7日 ロイター] - 韓国のサムスン電子は7日、第2・四半期(4─6月)の営業利益が前年同期比1810%増になるとの見通しを示した。人工知能(AI)主導の需要がメモリー半導体価格を押し上げる状況が続いた。営業利益は3四半期連続で過去最高を更新することになる。
規制当局への提出書類によると、4─6月期の営業利益は89兆4000億ウォン(584億4000万ドル)となる見込み。LSEGスマートエスティメートによる(87兆3000億ウォン)を上回り、前年同期の4兆7000億ウォンから大幅な増加となる。
この数字はサムスンが2023年から25年までの3年間で計上した営業利益の合計を上回る。
売上高は129%増の171兆ウォンに達する見通し。
アナリストらは、高帯域メモリー(HBM)生産の急速な拡大により、スマートフォン、PC、エンタープライズサーバーで使用される従来のメモリー製品の供給が引き締まり、価格をさらに押し上げていると指摘。また、顧客が長期の供給契約をますます求めるようになっており、メモリー価格が高水準で長期間維持されるという見通しを強める中、大規模な生産能力を持つサムスンなどのメーカーに恩恵をもたらしていると述べた。
サムスンのメモリー事業は今四半期も堅調な業績を記録すると予想される一方、アナリストらは、ボーナス費用が半導体部門全体に配分されるため、ファウンドリー(半導体製造受託)およびロジックチップ(LSI)事業の赤字が拡大する可能性が高いと指摘した。
サムスンは、各事業部門別の収益内訳を含む詳細な決算を30日に発表すると述べた。