Nell Mackenzie
[ロンドン 6日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)が3日発表した顧客向けのレポートによると、米国のヘッジファンドはハイテクハードウエア関連銘柄を4週連続で売り越した。これは世界的な半導体株の下落傾向と一致し、これらの企業の多くは決算発表を直前に控えている。
ハイテク株、とりわけ半導体株は今年に入って株式市場全体を押し上げてきた。しかし、利益確定売りと人工知能(AI)への巨額投資、それらの投資をした企業がいつリターンを得られるのかという懸念が相まって、ハイテク株は激しい値動きを見せている。半導体株のパフォーマンスを映し出すiシェアーズ上場投資信託(ETF)は7月3日までの週に4.2%下落した。
レポートでは、その週のヘッジファンドの取引について次のように指摘している。
・半導体やハードウエア企業を含むIT株は、米株式セクターでは4週連続で純売却額が最も多かった。
・ヘッジファンドは3週連続の売り越しとなった。
・ヘッジファンドは主に個別の米国株を売却した。
・ヘッジファンドは工業株や消費財株を含めて他のセクターの株式を売却した。
・これらの投資家は市場の全体的な上昇に伴い、値上がりすることが多い指数連動型商品や上場投資信託(ETF)を購入した。
・ヘッジファンドは商業サービス、生活必需品、不動産、エネルギーのそれぞれの関連株を購入した。
・ヘッジファンドは株価の上昇を見込んでポジションを手じまいするために株式を売却することもあれば、長期的に株価が下落すると予想してポジションを構築する一環として売却することもある。