[ムンバイ 1日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)のマルホトラ総裁は1日、ロシアで開かれたイベントで、インドが公式のインフレ目標を引き上げる可能性は低く、長期的にはむしろ引き下げる場合もあり得ると述べた。
ロシア中央銀行のナビウリナ総裁との対談で、インドにおけるインフレ目標の枠組みは平均インフレ率の低下に寄与してきたと説明した。
2016年に導入したインフレ目標の枠組みでは、中銀が消費者物価総合指数の上昇率を政府が設定した範囲内に抑えることが義務付けられている。
政府は3月に見直しを行い、小売インフレ目標を4%、許容範囲を2─6%にそれぞれ据え置いた。目標は今後5年間維持される。
マルホトラ氏は、当面はインフレ目標が引き上げられる見通しはないとし、先進国のインフレ目標が低水準であることを踏まえると、インドも長期的には目標を引き下げる場合があり得ると述べた。
5月のインド小売インフレ率は3.93%、1─3月期の経済成長率は前年同期比7.8%だった。