Parisa Hafezi Jonathan Saul Angus McDowall

[ドバイ/ロンドン 1日 ロイター] - イランはホルムズ海峡に対する支配権とペルシャ湾に出入りする船舶から料金を徴収する権限について、たとえ武力を行使することになっても国際的な承認を勝ち取る決意を固めている。イラン政府高官2人が明らかにした。

米国との紛争を終結させるための暫定合意に基づき、イランは60日間、船舶が無料でホルムズ海峡を通過することに同意した。高官らは暫定期間の終了後もこの管理権を恒久的かつ正式に認めさせる決意だと述べた。この点で合意が得られるまで、イランは米国との和平交渉で他の争点に関する協議に進まない方針だと語った。

同高官によると、イランは暫定合意について、60日間は通行料を徴収しないものの、ホルムズ海峡を通過する全ての船舶に対する管理権を維持すると解釈している。また、湾岸諸国と取り決めについて協議する必要はあるものの、合意に達する義務はないと考えているという。

高官の1人は、イランは状況を戦前の状態に戻すつもりはないと述べた。代わりにホルムズ海峡を管理する新たな取り決めが必要だとし、それには船舶が海峡に出入りする方法をイランが選択すること、イランの安全保障を脅かす疑いのある船舶の進入を拒否する権利を保持すること、イランが提供する義務的サービスに料金を課すことが含まれるとしている。

同高官は他国が条件を受け入れない場合、イランは武力行使によって海峡に関する要求を押し通す用意があると述べた。米国との対立が再燃し激化しても引き下がらないと強調した。

2人目の高官は、イランが米国およびイスラエルとの戦争を乗り切ったことで、長期的な優位性を確保する「歴史的機会」を得たと考えていると述べた。紛争に伴うコストの増加により、船舶保有国は最終的にイランによる同海峡の管理を受け入れ、米国も世界のエネルギー供給を途切れさせないために譲歩するとの見方を示した。

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