Mayu Sakoda
[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続伸し、前営業日比0.59%(412円64銭)高の7万0474円96銭で取引を終えた。米国市場でのハイテク株高の流れを引き継ぎ、人工知能(AI)や半導体関連株が底堅く推移した。日経平均は朝方には2.71%(1900円)高まで上昇したが、買い一服後は利益確定売りに押され上げ幅を縮小した。
日経平均は1%(711円)高で寄り付いた後も上げ幅を拡大し、2.71%高の7万1962円34銭まで上昇した。その後は上げ幅を縮小し、もみ合った。時間外取引での米株先物指数のマイナス圏での推移や、アジア市場での韓国総合株価指数(KOSPI)の不安定な値動きを受けて、積極的に上値を追う展開にはならなかった。米国で2日に公表を控える6月の雇用統計を前に様子見姿勢も強まった。
アイザワ証券の高橋直人アナリストは、日経平均は当面、心理的節目の7万円台で値固めの展開が続くとみている。「今月下旬から本格化する企業決算で底堅い業績が確認できれば一段高の可能性もあるが、それまでは方向感が出にくい」という。
TOPIXも3日続伸し、0.42%高の4011.5ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.43%高の2069.34ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆4435億3500万円だった。
東証33業種では、値上がりが金属製品、電気機器、機械など13業種、値下がりが非鉄金属、海運、不動産、陸運など20業種だった。
主力株では、東京エレクトロンが2%超高、イビデンが8%超高、太陽誘電が12%超高となった。半面、フジクラは6%超安、アドバンテスト、キオクシアホールディングスは1%超安とさえなかった。
そのほか個別では、川崎重工業が反落し7%超安。ロイターが公募増資と新株予約権付社債(転換社債=CB)で総額2000億円規模の資金を調達する方向で最終調整に入ったと報じ、売りが広がった。
日銀が朝方発表した6月短観は、小幅悪化を見込む事前予想に反し、大企業の製造業、非製造業ともに景況感が改善したが、株価への影響は限定的だった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.98%安の699.67ポイントと、3日ぶりに反落した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが677銘柄(43%)、値下がりは831銘柄(53%)、変わらずは50銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 70474.96 +412.64 70774.28 70,126.14─
71,962.34
TOPIX 4011.50 +16.74 4019.65 3,998.13─4
,050.33
プライム市場指数 2069.34 +8.77 2074.31 2,062.46─2
,089.23
スタンダード市場指数 1624.98 -0.34 1627.64 1,618.95─1
,633.44
グロース市場指数 901.53 -7.28 905.77 896.94─910
.40
グロース250指数 699.67 -6.95 703.95 696.16─708
.11
東証出来高(万株) 227493 東証売買代金(億 104435.3
円) 5