[30日 ロイター] - 証券会社オッペンハイマーは30日、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど米大手投資銀行の投資判断を引き下げた。異例の措置で、事業環境は良好ながら、現在の株価水準では一段の上昇余地は限られると指摘した。

同社は大型投資銀行株の売却とオルタナティブ資産運用会社株の買いを推奨した。

• オッペンハイマーはゴールドマンとモルガン・スタンレーの投資判断を「パフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。

• シティグループとバンク・オブ・アメリカ(BofA)は「アウトパフォーム」から「パフォーム」に引き下げた。

• オッペンハイマーは、投資銀行株の成長やリターンが短期的に軌道を外れる要因は見当たらないとしつつ、拡大サイクルの後半に入ったとみている。

• 同社のアナリストは「このサイクルはさらに12─18カ月かそれ以上続く可能性があるが、警戒シグナルが現れるのを待つよりも、特に投資銀行については利益確定に動く方が望ましい」と指摘した。

• 大型銀行株へのエクスポージャーに代わり、拡大局面の比較的初期にあるUSバンコープやPNCファイナンシャル・サービシズなどの商業銀行に投資家は資金を振り向けるべきだと推奨した。

• オルタナティブ資産運用会社では、アレス・マネジメント、ブラックストーン、KKRを推奨銘柄に挙げた。

• オルタナ運用会社株は今年、プライベートクレジット関連エクスポージャーや主力ファンドからの解約増加リスクへの警戒感から出遅れている。アナリストはこうした懸念は行き過ぎだとしている。

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