Steve Holland
[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、テキサス州ダラスで9月9─10日に共和党全国大会を開催すると表明した。11月の中間選挙を前に、党候補への支持を有権者に呼びかける狙いだ。
党大会は通常、大統領選挙の年にのみ開かれ、大統領選のない年に開催されるのは異例。共和党は、トランプ氏の任期残り2年間に議会の支配権維持を目指すが、経済に対する有権者の不安や、トランプ氏がイランとの戦争に踏み切った判断が、選挙戦の妨げになりかねないと懸念している。
大統領選挙後最初の中間選挙では通常、政権を握る政党が議席を失う傾向にある。
トランプ氏はソーシャルメディアへの投稿で、「ビッグニュースだ! 共和党は史上初めて中間選挙の党大会を開催する。開催地は私が世界で最も好きな場所の一つ、テキサス州ダラスだ。素晴らしいものになるだろう!」と述べた。
事情に詳しい共和党関係者2人によると、トランプ氏は党大会で演説する。
トランプ氏は「勤勉な米国人、偉大なイノベーター、起業家、製造業者、緊急対応要員、そしてわが国の黄金時代を支える雇用創出者」が一堂に会するとし、「これまでにない集会になる」と語った。
共和党は、テキサス州の政界で引き続き支配力を維持できるかどうかという重大な試練に直面している。トランプ氏は長年現職を務める共和党のコーニン上院議員の対立候補、ケン・パクストン州司法長官を支持し、コーニン氏に衝撃的な打撃を与えた。パクストン氏は共和党予備選でコーニン氏に勝利した。
これにより、11月にはパクストン氏と民主党のジェームズ・タラリコ氏が対決する構図となった。民主党は、スキャンダルにまみれたパクストン氏に付け入る隙があるとみており、州での共和党支配を打ち破ろうと、この選挙戦に資金を投入している。