Melanie Burton Shivangi Lahiri

[1日 ロイター] - オーストラリアの鉱山大手サウス32は1日、保有するアルミニウム関連資産の大部分を米アルミ大手アルコアに売却することで合意したと発表した。事業簡素化の一環で、取引額は企業価値ベースで最大56億ドル相当に上る。

アルコアは今回の事業買収により、サウス32からオーストラリア・ワースレーのアルミナ事業、南アフリカのヒルサイドアルミニウム事業、ブラジルのMRNボーキサイト事業、ブラジルのアルミナ精製・アルミ製錬事業などの権益を取得する。アルコアはこれらの資産に関連する環境修復費用や閉山費用など約12億ドルの債務も引き継ぐ。

7月1日付で最高経営責任者(CEO)兼マネジングディレクターに就任したマシュー・デーリー氏は「事業ポートフォリオが高マージンの川上資産中心となり、事業構造の複雑さが減り、強靱性も高まる」と事業売却の利点を強調した。事業売却後の機構改革により、年間約1億2500万ドルのコスト削減が見込まれるという。

売却手続きは2027年下半期に完了の予定。サウス32は取引完了後、約5億ドルを課税優遇措置の付いた特別配当として株主に還元する。

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