Nobuhiro Kubo

[東京 30日 ロイター] - 百貨店大手の高島屋とJ・フロントリテイリングが30日発表した2026年度第1・四半期(3━5月期)決算は、訪日外国人の免税売上高(インバウンド)がいずれも前年同期比10%以上増加した。日本との関係悪化で中国人客の割合が低下する一方、円安などでその他地域からの客による売り上げが増えるなどした。

高島屋のインバウンド売上高は同15%、Jフロントの大丸松坂屋百貨店は同13.4%それぞれ増加した。高島屋は中国人客の売り上げが同7%減り、インバウンドに占めるシェアは42%まで低下した。25年9━11月期のシェアは57%だった。大丸松坂屋百貨店は中国本土からの減少でインバウンド客数が同18.1%減ったものの、客単価が同38.4%増加した。

高島屋の連結純利益は同58.4%増の110億円だった。国内、インバウンドとも売上高が増えたことに加え、コスト管理を強化した。国際会計基準を採用するJフロントは同7.5%減の96億円だった。外商やインバウンドが伸長したが、固定資産売却益の反動などがあった。

両社とも27年2月通期の業績予想は据え置いた。

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