John O'Donnell

[ベルリン 30日 ロイター] - 独極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のワイデル共同党首は、ドイツは低迷する経済を立て直すため、ロシア産石油・天然ガスの輸入を再開すべきとの考えを示した。

「ロシアからの安価なエネルギーが『メード・イン・ジャーマニー』の成功の秘訣だった。それを取り戻す必要がある」とロイターに述べた。「このエネルギーを失ったことで、われわれは何年も後退した。数十万人の雇用が失われた。はるかに高い価格でエネルギーを販売する米国に依存せざるを得なくなっている」と語った。

2022年のロシアによるウクライナ侵攻を受けた制裁措置が科される前、ロシアはドイツの原油輸入の3分の1超、天然ガスの半分超を供給していた。

ワイデル氏は9月に予定されている東部2州での州議会選挙でAfDは勝利できると述べ、これらの選挙は早ければ次回の総選挙で首相の座を獲得するための重要な節目になるとの認識を示した。

「ザクセン・アンハルトとメクレンブルク・フォアポンメルンの両州は決定的な節目だ」と指摘。「ザクセン・アンハルトで勝てば、メクレンブルク・フォアポンメルンもおそらく続くだろう。次回の選挙かその次の選挙でAfDが首相府に入る姿が見える」と述べた。

ワイデル氏はAfDが昨年、ドイツの情報機関によって過激派と分類されたことについて「われわれが自らをどう見ているかと、政敵がわれわれをどう判断するかは大きくかけ離れている」と語った。「人々はわれわれを極右とみなしている。実際は一般市民のための政党だ。権力を握っても全てをひっくり返すようなことはしない」と言明した。

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