Mayu Sakoda
[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比594円21銭高の7万0062円32銭で取引を終えた。米国やアジアの主要株式市場で人工知能(AI)や半導体関連株が堅調に推移した流れを受け、東京市場でも同関連株を中心に買いが広がった。日経平均は一時、1100円超高まで上昇したが、買い一巡後は四半期末・月末のリバランス売りが出て、上げ幅を縮小した。
日経平均は米国市場で人工知能(AI)や半導体関連銘柄が買われた流れを引継ぎ、617円高で寄り付いた後、高値警戒感から上げ幅を縮小して一時マイナス圏に沈んだ。その後は再び切り返し、後場中盤に1198円高の7万0667円00銭の高値を付けた。アジア市場で台湾の加権指数、韓国の総合株価指数(KOSPI)が底堅く推移する中、半導体関連株を中心に見直し買いが広がった。
大和証券の津田遼太シニアストラテジストは、四半期末を控え、この3カ月間に急上昇した半導体関連株には機関投資家のリバランス売りが出やすく、需給が不安定になりやすいと指摘する。一方、「地合いが良好なだけに、下げた局面では押し目買いも入りやすい」とみている。
取引時間中のドル/円は162円前半まで上昇し、約40年ぶりの円安水準で推移した。ただ、円安の恩恵を受けるとされる輸出関連株は総じて軟調な値動きとなった。市場では、為替介入への警戒感が意識されているという。一方、円安がデメリットとされるニトリホールディングスは2%超安とさえなかった。
キーエンス、ファナックは3─4%超高としっかり。経済産業省が30日公表した5月の鉱工業生産指数(速報、2020年=100)は、前月比0.5%上昇と2カ月連続でプラスとなり、設備関連株に買いが広がった。
TOPIXは0.32%高の3994.76ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.33%高の2060.57ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆8307億3700万円だった。
東証33業種では、値上がりが非鉄金属、電気機器、金属製品など12業種、値下がりがその他製品、小売、水産・農林、輸送用機器など21業種となった。
主力株では、フジクラが6%高、東京エレクトロンが3%超高、アドバンテスト、キオクシアホールディングス、ソフトバンクグループが1%超高としっかり。半面、ファーストリテイリングは1%超安だった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.55%高の706.62ポイントと、続伸した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが526銘柄(33%)、値下がりは1002銘柄(64%)、変わらずは31銘柄(1%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 70062.32 +594.21 70085.60 69,302.19─
70,667.00
TOPIX 3994.76 +12.76 3999.16 3,972.49─4
,020.32
プライム市場指数 2060.57 +6.69 2063.25 2,049.78─2
,073.57
スタンダード市場指数 1625.32 +0.76 1629.67 1,618.21─1
,632.39
グロース市場指数 908.81 +5.76 904.40 898.73─910
.02
グロース250指数 706.62 +3.85 703.48 698.68─708
.30
東証出来高(万株) 234571 東証売買代金(億 108307.3
円) 7