[台北 24日 ロイター] - 英国、フランス、ドイツは24日、台湾東方沖に最近見られる中国の活動について、地域の安定と航行の自由を脅かすと指摘した。

中国は今月、「海上交通に関する特別法執行作戦」と称して台湾東方沖の海域に海警局の艦船を派遣。海洋調査船も派遣している。

英仏独の台北にある代表機関(事実上の大使館に相当)は異例の共同声明を出し、「われわれは台湾東部の海域における中国の新たな活動を懸念をもって注視している」と指摘。「これらの行動は、地域の安定、航行の自由、および国際海運の安全を脅かしている。われわれは、特に威嚇、武力行使、または威圧による現状の一方的変更に反対することを改めて表明する」と述べた。

中国は、海警局船が台湾東方沖で航行する船舶198隻を検査し、3隻が関与した「違反を是正」したほか、水路測量を実施し、海底ケーブルのある海域をパトロールしたと明らかにした。

台湾は、同海域を通過する3隻の商船が中国海警局から「嫌がらせ」を受け、出発地や目的地の情報の提供を求められた上で管轄権を主張されたとしている。

中国政府で台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室の報道官は24日、北京で記者団に対し、日本とフィリピンが境界画定を目指している海域は中国の排他的経済水域(EEZ)であると述べ、パトロールは合法的、正当かつ必要なものであり、「国家主権および海洋権益を守る」ための正当な行動だとした。

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