[北京 24日 ロイター] - 中国の李強首相は24日、人工知能(AI)から電気自動車(EV)に至るまで、中国が先端技術分野で台頭しているのは政府の補助金によるものだとの批判を退け、自国の躍進を擁護した。中国遼寧省大連市で開催されている世界経済フォーラム(WEF)主催の「夏季ダボス会議」で演説した。
李氏は中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が「外国の規制に長年苦しめられてきた」と指摘した。ただ、同社を重要インフラから排除してきた米国や欧州連合(EU)には直接言及しなかった。その上で、中国の技術力・革新力は企業による巨額の投資の成果だと強調した。
「中国製品の競争力は主に中国政府の補助金によるものだと言われるが、そうではない。中国政府はそれほど裕福ではない」と述べた。
多用途ロケットや量子技術、半導体分野における中国の成果も強調した。また、中国の研究者が新たな進展を目指してAIトークンを急速に消費していることに言及した。
中国がAIなど先端技術のガバナンスに関する国際的な議論に「責任ある建設的な姿勢」で引き続き参加するとも表明した。