[23日 ロイター] - 米スポーツ用品大手のナイキは23日、マシュー・フレンド最高財務責任者(CFO)の後任として、米製薬大手ファイザーのCFOを務めていたデービッド・デントン氏(60)を起用すると発表した。就任は8月17日。ナイキはサプライチェーン(供給網)の問題や激しい競争に直面する中で、事業再生で苦戦している。
同社は在庫水準の高止まりや、北米・中国などの主要市場での需要低迷の対策を急いでいる。フレンド氏とエリオット・ヒル最高経営責任者(CEO)を含めた経営陣は3月、業績回復のペースが予想より遅れていると明らかにしていた。
ヒル氏は2024年10月にCEOに就任して以来、スタイル面でスポーツブランドとしての原点回帰を推進するとともに、卸売業者との連携策の再構築に取り組んできた。現在進めている事業再建に伴い、マーケティングや製品イノベーションなどの部門を含めた全社規模で経営陣の刷新が進められている。
デントン氏は、2022年5月からファイザーのCFOを務めていた。同社は今月18日にデントン氏の退任を発表していた。