Hiroko Hamada
[東京 24日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比264円59銭安の6万9523円79銭で取引を終えた。前日の米ハイテク株安の流れを引き継いで、AI(人工知能)・半導体関連銘柄の一角で利益確定売りが継続し、一時600円超安となった。ただ、日経平均は前日に2500円超下落していたこともあり、下値を拾う動きもみられ、プラス転換する場面があった。
・日経平均は前営業日比173円安でスタート。朝方はプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりし、やや荒い値動きが継続。前場中盤に下げ幅を広げ、6万9113円75銭まで下落。
・物色面では、指数寄与度の大きいAI・半導体関連の一角が軟調。一方、下落した銘柄を買い戻す動きもあり、全面安の展開にはならず。日経平均は売り一巡後は小幅安でもみ合い。
・業種別では、中東の地政学リスク後退を受けて空運や海運がしっかり。
・プライム市場では5割超が値上がりし、全体的には底堅い地合い。個別材料を手掛かりにした物色も。
・個別では、前日に決算を発表したサンリオが朝高後、マイナスに転じる。主力株ではキオクシアホールディングスがしっかり。ソフトバンクグループがほぼ横ばい、東京エレクトロンは軟調。
・TOPIXは0.28%安の3979.07ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は5兆6209億1800万円だった。
・東証33業種では、空運、医薬品、海運など15業種が値上がり。保険、石油・石炭製品、非鉄金属など18業種が値下がり。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが865銘柄(55%)、値下がりは635銘柄(40%)、変わらずが60銘柄(3%)。
<丸三証券 投資情報部長 丸田知宏氏>
「昨日と今日の下落は、足元の急ピッチな株高を受けた健全な調整だろう。基本的には、AI関連株が相場をけん引する構図は変わらず」
「ただ、4―6月期の海外投資家の買いが旺盛だったことから、7―9月は7万円前後でもみ合いを想定」
「目先は、日米の金融政策の方向性を見定める期間に入りそうだ」