[23日 ロイター] - 米物流大手フェデックスが23日発表した四半期決算は利益が市場予想を上回ったものの、中核事業である配送部門の利益率が低下し、株価が時間外取引で6%近く下落した。

同社はまた、2026年の売上高が約11%増加するとの見通しを示した。

エクスプレス部門の営業利益率は前年同期の8.4%から7.7%に低下した。従業員の給与・福利厚生費、外部委託輸送費、燃料費が上昇したことが背景。

トランプ米大統領が課した世界的な関税により、フェデックスや競合他社であるUPSの配送サービスに対する需要が弱まっている。

フェデックスは会計年度を従来の5月期から暦年に合わせて変更するにあたり、通期の1株利益を16.90─18.10ドルと予測した。6月1日に貨物トラック輸送部門であるフェデックス・フレイトを分社化したため、今回の予測には配送事業のみが含まれており、アナリストはこの新たな予測と比較可能なモデルをまだ構築できていない。

投資家は、スリム化された同社がコストを厳格に抑制しつつ、温度管理が必要な医薬品の配送など高収益サービスの拡大を通じて、どれだけの利益増を図れるかを注視している。

第4・四半期(3─5月)の調整後1株利益は6.31ドルに上昇し、LSEGがまとめたアナリスト予想の5.96ドルを上回った。

売上高は堅調な国内需要に支えられ、12.6%増の250億ドルとなり、予想の240億4000万ドルを上回った。

今回の四半期決算には、フェデックスが今月分社化したトラック輸送事業が含まれている。

同社はまた、26年に最大10億ドル相当の自社株買いを実施すると発表した。

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