Makini Brice

[パリ 23日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた6月のフランス総合購買担当者景気指数(PMI)​速報値は47.6と、5月の44.9から上昇した。好不況の分かれ目となる50を引き続き下回ったものの、製造業とサービス業の生産減少ペースがともに鈍化した。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのシニアプリンシパルエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は「PMI上昇は一定の安堵(あんど)をもたらしそうだ」と指摘。原油価格の下落を受けて、価格指標が軟化したことはディスインフレを示す可能性があるとしたが、ホルムズ海峡の航行を巡る不透明感が先行きに暗雲を投げかけているとした。

製造業PMIは49.7から50.7へと上昇し、2カ月ぶりの高水準を記録。生産指数は47.8から48.9へと上昇した。

一方、サービス業の活動は依然として縮小傾向にあるものの、PMIは44.3から47.4に上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。

新規受注は7カ月連続で減少したものの、その減少ペースは2月以来最も緩やかとなった。輸出受注は再び急減し、その減少ペースは2024年12月以来2番目に速かった。

雇用は5月の大幅な減少後、おおむね安定。企業の景況感は1月以来初めて改善した。コスト圧力は2月以来初めて和らぎ、一部の企業が値引きを行ったことで、産出価格のインフレも鈍化した。

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