Atsuko Aoyama

[東京 23日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 161.65/161.66 1.1422/1.1424 184.66/184.67

午前9時現在 161.57/161.58 1.1426/1.1427 184.62/184.64

NY午後5時 161.57/161.59 1.1427/1.1430 184.67/184.69

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤から小幅にドル高/円安の161円後半で推移している。米国の利上げ観測などを背景にドル需要は根強いものの、39年半ぶりの高値を目前に為替介入への警戒感が相場の重しとなり、161円半ばから後半で膠着した値動きとなった。

日米財務相会談の報道で前日1円弱急落したドルは午前中、161円半ばでの小動きが続いた。午後3時を前にややドル買いが強まったものの、きょうこれまでの値幅は上下に18銭にとどまっている。

前日は明確な材料がない中でドル買いが強まり、約2年ぶりの高値を更新。このところのドル上昇の背景には、グローバル企業による半期末のドル転需要があるとの指摘が聞かれた。

片山さつき財務相は午前、ベセント米財務長官との会談について、日米間で「常に必要であれば断固たる措置を取るとしっかり合意」しており、「そこは全く揺るぎはない」と述べた。一方、片山財務相は足元の為替動向について「全く申し上げることはない」として、評価を控えた。

口先介入の頻度低下も意識されているが、市場では「(介入を事実上予告した)退避勧告を行った4月末以降とフェーズは変わっていないとの認識ではないか。相場の過熱感が指標でも示されており、(介入が)いつ入ってもおかしくないとの警戒感が市場には広がっている」(SBIFXトレードの斎藤裕司エグゼクティブアドバイザー)として、162円は攻めづらいとの見方が聞かれた。

米国での利上げ観測が足元のドル高につながっており、週内には米国で個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。今後の米連邦準備理事会(FRB)の利上げ判断はデータ次第で、「PCEなどの指標でこれまでの米利上げ観測に基づくドル高/円安基調が覆る可能性もあり、注視したい」(三井住友銀行の鈴木浩史チーフ為替ストラテジスト)との声も聞かれた。

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