[ベイルート/エルサレム 19日 ロイター] - レバノン南部で19日、イスラエルの攻撃があり、少なくとも18人が死亡し、33人が負傷した。レバノン保健省が発表した。一方、イスラエル軍は、兵士4人が死亡したと発表した。
同省によると、死傷者数はさらに増える見込み。
住民やレバノンのメディアによると、夜間から19日未明にかけて、ナバティエ地区の複数の町が空爆や砲撃を受けた。国営レバノン通信(NNA)は、ここ数週間で最も激しい爆撃の一つと報じた。
イスラエル側は攻撃について、レバノン南部の複数の地域における親イラン民兵組織ヒズボラの工作員やインフラを標的としたものであり、同組織による度重なる停戦違反への対応として実施されたと述べた。
ヒズボラは、レバノン南部アリ・アル・タヘル丘付近で前進してきたイスラエル軍部隊を戦闘員が待ち伏せ攻撃し、誘導ミサイルでメルカバ戦車3両を破壊したほか、ロケット弾や砲撃で兵士を攻撃したと発表。衝突は現在も続いているという。
イスラエル軍は18日、レバノン南部の軍の活動領域を示す地図を公表した。地図によると、ナバティエは活動領域に入っている。イスラエル軍は、領域を越えて展開する可能性を排除していない。
イスラエルはレバノン、ガザ、シリアで掌握した地域を敵対勢力との「緩衝地帯」と位置付けており、軍撤収要求を拒否している。
イスラエル高官は、レバノン南部への部隊展開の継続を巡り米国と「粘り強い交渉」を行っていると述べた。