Christy Santhosh Mariam Sunny

[18日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)の外部専門家で構成される諮問委員会は18日、米バイオ医薬品会社モデルナが開発したインフルエンザワクチンの50歳以上への使用について、その利益がリスクを上回るとして承認を推奨した。同社が初となるメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づくインフルエンザワクチンを市場投入する可能性が高まった。

FDAのワクチン・生物製剤諮問委員会の会合は、最近の指導部交代を経て、FDAがワクチン審査において従来のアプローチに回帰するかどうかを測る試金石とみられていた。

マカリー前長官の在任時にFDAは、モデルナの同ワクチンの承認申請を当初却下したものの、その後方針を転換した経緯がある。今回の会合では諮問委の委員9人が、50─64歳の成人、およびFDAが懸念を示していた65歳以上の成人を対象に、同ワクチンの使用を全会一致で支持した。

承認されれば、米国で初のmRNAベースのインフルエンザワクチンとなり、仏製薬大手サノフィ、英同業グラクソ・スミスクライン(GSK)、CSLセキーラス、アストラゼネカの各社が提供する既存製品と競合することになる。

FDAは8月5日までにこのワクチンの承認の是非を最終決定する見通しだ。

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