[18日 ロイター] - 米宇宙企業スペースXは18日、格付け会社ムーディーズ、フィッチ、S&Pグローバル・レーティングの3社から投資適格級の信用格付けを取得した。各社とも見通しを「安定的」とした。実業家イーロン・マスク氏が率いる同社は大型IPO(新規株式公開)を実施したばかり。

この一致した評価は、競争の激しい市場でコストのかかる野心的な人工知能(AI)戦略を推進するスペースXの財務の安定性に対する幅広い信頼を示している。

ムーディーズは「Baa1」、フィッチは「BBBプラス」、S&Pは「BBB」をそれぞれ付与した。いずれもスペースXの債務が投資適格級と見なされることを意味し、一般的に信用リスクは中程度で、財務上の義務を履行する十分な能力があることを示す。

スペースXの株価は18日、約4%安で引けた後、時間外取引で1.1%下落した。

同社は先週、ナスダック市場に上場し、時価総額は2兆ドルを超えた。株価は上場後の最初の2日間で急騰したが、その後、上昇分の一部を消した。投資家は同社の割高なバリュエーションがコストのかさむAI戦略によって正当化できるかどうかを見極めようとしている。

S&Pは、スペースXの宇宙事業と通信事業は強固とみている一方、AI部門については多額の資金需要と競争激化により不確実性があると指摘した。

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