Erwin Seba
[ヒューストン 18日 ロイター] - 米国時間の原油先物市場では、ブレント原油価格が小幅上昇した。バンス米副大統領は18日、米国とイランの戦闘終結に向けた覚書に不満を示すイスラエルを厳しく非難し、イラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラに対するこれ以上の攻撃を控えるようイスラエルに警告した。これを受け、米国とイランの停戦合意の持続性に疑念が浮上した。
アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「副大統領の対イスラエル発言で再び緊張が高まった可能性がある。市場はわずかな波乱でも反応するだろう」と話した。
清算値は、北海ブレント先物が0.30ドル(0.38%)高の1バレル=79.85ドル。米WTI先物は0.19ドル(0.25%)安の76.60ドルだった。
バンス氏の発言前、北海ブレントは、米国とイスラエルによる対イラン攻撃の前日2月27日以来の安値を付けていた。米WTIは3月4日以来の安値を付けた。
アナリストらはホルムズ海峡を通る石油の流れが徐々に回復すると予想している一方、業界専門家は需要が回復し在庫が補充されても価格が急落するとは限らないと警告している。