Andrew Mills Marwa Rashad Ahmad Ghaddar

[ドバイ/ロンドン 12日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)がイラン向けに数十億ドル規模の資金を解放することで合意したことが複数の関係筋の話で分かった。米国とイスラエルによる攻撃を受けるイランは数週間にわたりUAEを攻撃しており、関係筋はイランによるUAEへの攻撃停止と引き換えに合意されたものとしている。UAEにとっては戦術的な方針転換になる。

米国とイランの戦闘終結に向けた協議は現在、最終段階に入っており、外交筋によると、協議には米国の制裁下で外国銀行に凍結されているイランの原油収入のうち、数百億ドル規模の解放が含まれている可能性がある。

関係筋2人はロイターに対し、UAEが100億ドルの解放に同意し、このうち30億ドル超はすでに引き渡されたと明らかにした。別の関係筋2人は、対象となる資金は200億ドルに達する可能性があるとしている。

これについてUAE政府当局者は、UAEは緊張緩和と和平の促進を目指していると言及。「UAEの外交政策は、地域全体での緊張緩和を促進し、恒久的な平和と安定を実現することを指針としている」とし、「米国による取り組みを含め、この紛争の影響から地域の人々を守る取り組みを支持する」と述べた。

米ホワイトハウスからはコメントは得られていない。

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