Ryan Patrick Jones Marianna Parraga
米財務省は11日、キューバの国営石油会社「ウニオン・クーバ・ペトロレオ(CUPET)」に対する制裁を発動したと明らかにした。同社はキューバの石油生産、精製、燃料輸入を担っており、キューバの燃料不足が一段と深刻化する恐れがある。
ルビオ米国務長官は交流サイト(SNS)への投稿で「キューバの共産主義エリートはエネルギーを、社会統制と腐敗利益の手段として利用してきた」とし、「キューバ政権は何十年にもわたり入手可能な燃料を横領し、囲い込み、カストロ一族の専用機や国民抑圧に用いられる治安機関、観光客のいないホテルの照明維持のほか、見せかけの抗議や政治的演出のための動員に使用してきた。その一方で国民は停電に苦しみ、給油のために数週間待たされている」と記した。
ルビオ長官はキューバ移民の息子で、米フロリダ州マイアミ出身。キューバでは米国の厳格な禁輸措置により数カ月にわたり原油や燃料の供給が途絶え、発電用を含め深刻な燃料不足に直面している。