Nolan D. McCaskill

[ワシントン 10日 ロイター] - 米マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏は10日、少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪エプスタイン氏と慈善財団の資金調達のために交友関係を持っていたことを巡り、当時はエプスタイン氏の罪の全容を「完全には理解していなかった」と語った。下院監視・政府改革委員会において非公開で行われた聴取での冒頭陳述書がメディアに提供された。

またゲイツ氏は、エプスタイン氏によるいかなる犯罪行為も目撃していないと証言。自身の不倫問題でエプスタイン氏から脅迫されていたとも主張した。

ゲイツ氏は「これらの件(不倫問題)はエプスタイン氏との交流とは無関係だが、家族にとっては苦痛だった。エプスタイン氏は、私の不貞に関する情報と、その上に積み重ねた多くの嘘を利用して、私に再び関わりを持たせるよう圧力をかけていた」と明かした。

同委員会は、エプスタイン氏とその協力者ギレーヌ・マックスウェル氏の事件への連邦政府の対応が適切だったかどうか調査を進めており、エプスタイン氏と交友関係があったとされるゲイツ氏が議会に呼ばれた。

司法省が今年公開した資料によると、ゲイツ氏はエプスタイン氏が2008年に服役した後、慈善活動の拡大について話し合うためにエプスタイン氏に繰り返し面会していた。

資料には、顔が伏せられた女性たちと共に写るゲイツ氏の写真も含まれていた。ゲイツ氏は以前、エプスタイン氏との関係は慈善活動に関する議論に限定されていたと述べ、彼と会ったことは間違いだったと語っている。

ゲイツ財団の広報担当者はロイターに、ゲイツ氏は2月に開かれた財団職員との会合で「自身の行動に責任を負った」と語った。

同財団も4月、エプスタイン氏と財団の関わりについて外部調査を開始したと発表。1月に司法省が公開したメールからも、エプスタイン氏と財団職員との間のやり取りが明らかになっている。

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