Atsuko Aoyama
[東京 10日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 160.32/160.37 1.1553/1.1555 185.26/185.27
午前9時現在 160.37/160.41 1.1534/1.1536 185.01/185.02
NY午後5時 160.36/160.37 1.1543/1.1544 185.09/185.11
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤と変わらずの160円前半で推移している。今晩の米国の消費者物価指数(CPI)が上振れれば、ドル160円超の為替介入「警戒ゾーン」で買いが一段と強まる可能性があるとして注視する声が聞かれる。米軍のイラン攻撃完了でややドルが下押ししたものの、不安定な状況は変わらず、すぐに値を戻した。
ドル/円は仲値公示直前に160.43円と、前日の高値(160.45円)に迫ったが、米軍の攻撃完了発表を受けてやや下押しされた。その後は160円前半でのもみ合いが続いた。
りそなホールディングスの井口慶一シニアストラテジストは、米国で雇用統計が思いのほか強くドル高基調の中、米CPIが上振れれば利上げ観測の高まりから強いドル買いになりやすい環境だと指摘する。
井口氏は、特にドル/円が介入「警戒ゾーンの真っただ中で米CPIを迎える」とする一方、雇用統計発表時と同様、対円でのドル買いより対円以外でのドル買いの方が集まる可能性があるとも話している。
CPIの上振れだけでなく、下振れた場合でも影響がまだ顕在化していないとして「ドル/円上昇方向のバイアスは維持される」(国内銀行の為替セールス担当者)との見方も聞かれた。
中東情勢を巡っては、イランのイスラム革命防衛隊による米軍基地攻撃など不安定な状況は変わらず、特に対円相場では原油調達が安定化しなければすぐに円買いにはつながらないとの見方がある。