人口約15万8000人のキュラソーがW杯に出場
AIFFの動揺は代表チームにも悪影響を及ぼしている。「青いトラ」ことインド代表チームは、W杯北中米大会出場に向けたアジア2次予選で4カ国中3位に終わり、3次予選への進出を果たせなかった。またしても本大会出場を逃したのだ。
つまり、人口約15万8000人のキュラソーはW杯に出場するが、世界最大の約14億7000万人を擁するインドは出場できない。今年のW杯では出場チーム数が32から48に拡大され、アジア枠もほぼ倍増となり、最終的に9カ国が本大会に駒を進めたにもかかわらず、である。
この差はなぜ生まれたのか。その理由は、キュラソーが「ディアスポラ」、つまり国外で活動している自国ルーツのプレーヤーを積極的に登用しているのに対し、インドがそれを拒み続けてきたことにある。
インドがこれまでW杯予選を一度も突破できていないことは、サッカー界屈指の謎の1つだ。
実際、インドのサッカーには長い歴史がある。インド国内のクラブチームや軍のチームが競うデュランド・カップは、アジアで最も歴史のあるサッカーのトーナメントだ。この大会が始まったのは1888年。これは、現在のイングリッシュ・フットボールリーグ(イングランドのプロサッカーリーグ)が創設されたのと同じ年だ。
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