[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米オルタナティブ資産運用大手ブラックストーンのジョン・グレイ社長兼最高執行責任者(COO)は9日、個人投資家に流動性の低い非公開資産への投資機会を提供するファンドから資金が流出する中、6月に個人投資家からの資金流入が改善したと明らかにした。

グレイ氏はニューヨークで開催されたモルガン・スタンレーの金融カンファレンスで、「4月1日から5月1日にかけては減速が見られたが、6月1日までに50%増加し、第1・四半期の水準に戻った」と語った。

富裕個人投資家向けプライベートクレジット・ファンドでは、今年初めに新規資金の流入を上回る引き出しが史上初めて発生した。スイスに拠点を置くオルタナティブ資産運用会社パートナーズ・グループは先週、プライベートエクイティ・ファンドからの資金引き出し要請の増加について、プライベートクレジットへの懸念が他の資産クラスに波及した結果だと指摘した。

グレイ氏は、プライベートクレジットとプライベートエクイティに対する投資意欲の違いに言及。「足元では雑音もあって、クレジットの資金フローは低調だが、プライベートエクイティを見ると、6月1日には商品立ち上げ以来、最大かつ最高の資金流入を記録した」と述べた。

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