Peter Hobson

[キャンベラ 3日 ロイター] - ソロモン諸島のマシュー・ワレ新首相は3日、オーストラリアと包括的な戦略条約交渉に入るとともに、中国との安全保障協定を見直す方針を明らかにした。

ソロモン諸島の議会は先月、野党党首のワレ氏を新首相に選出した。

ソロモン諸島は、戦略的に重要な太平洋島しょ国の中でも中国との関係が最も緊密な国と見なされている。2022年には中国と安全保障協定に署名、近隣諸国や米国の懸念を招いた。

オーストラリアを訪問したワレ氏は、アルバニージー首相との共同記者会見で「ソロモン諸島はオーストラリアの友人だ。常にそうあり続けてきたし、これからもそうあり続ける」と述べた。

ワレ氏はかつて中国との安保協定について、ソロモン諸島の利益に反するなどとして反発していたが、訪中後は批判的な姿勢を弱めている。

アルバニージー氏は、エネルギー価格の高騰や熱帯低気圧「マイラ」に対処するための支援パッケージをソロモン諸島に提供するほか、警察分野での協力関係を進展させると表明。「われわれはきょう、ソロモン諸島の要請を受け、二国間関係を格上げすることで合意した。新たな包括条約で正式に取り決める」と語った。

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