[ワシントン 28日 ロイター] - 米ホワイトハウスは28日、エボラ出血熱のウイルスに感染した可能性のある米国市民を隔離するための施設をケニアに設置しており、発症した米市民については米国には帰国させず、第三国に退避させる方針と発表した。

トランプ政権の高官は電話会見で、ケニア政府の承認を受け、隔離施設は同国の首都ナイロビの北にあるライキピア空軍基地に設置されると説明した。対象は感染の可能性があるものの無症状のリスクの高い米国人。50床の病棟を備え、29日に稼働を開始する見通し。

発症した米市民は第三国に退避させることになるが、米疾病対策センター(CDC)が米国務省と連携し、施設の選定を進めているという。

米国務省はケニアのエボラ出血熱対策に1350万ドルを拠出する意向を表明。ルビオ国務長官が27日、ケニアのルト大統領と電話で協議したことも明らかにした。

同省は「米国の最優先事項はエボラ出血熱の流行が米国に及ぶのを防ぐことで、米国民の健康と安全を守ることだ」と強調した。

ルビオ氏は27日、「エボラ出血熱の感染者が米国に入国することを断じて許さない」と表明し、感染が発生している地域での封じ込めを目指す考えを示していた。

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