Kopano Gumbi Nilutpal Timsina

[プレトリア 28日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)の金融政策委員会(MPC)は28日、政策金利のレポ金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、7.00%にすると決定した。利上げは3年ぶり。クガニャゴ総裁は記者会見で、「インフレリスクが強まり、複数の大規模ショックが重なり影響が広がる可能性が高いという点で合意した」とし、今回の決定はこうしたリスクを管理するためだと説明した。

4月の南ア消費者物価指数(CPI)は前年同月からの上昇率が4.0%と、伸び率が前月から加速。中銀が目標とする3%の許容範囲上下1%ポイントの上限となり、多くのエコノミストが利上げを予想していた。

MPCでは4人が利上げを支持、2人は据え置きを主張した。クガニャゴ氏は、50bpの利上げも議論されたが、さらなるデータを入手したいとして、25bpの利上げを選択したと説明した。

中銀はインフレ率見通しを2026年に4.4%、27年に3.7%と引き上げた。従来はそれぞれ3.7%、3.3%だった。経済成長率見通しは26年が1.2%、27年は1.7%とし、従来の1.4%、1.9%からそれぞれ引き下げた。

中銀は、インフレ率上昇と成長鈍化を想定した3つのリスクシナリオを提示。最もインフレが激しくなるケースでは、インフレ率が一時的に6%を上回り、さらに3回の利上げが必要になるとした。

今年2月末の米イラン交戦開始後に利上げしたのは、オーストラリアやノルウェー、フィリピン、スリランカ。アフリカではルワンダ、ボツワナ、モーリシャスも金利を引き上げている。

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