Julia Payne Pratima Desai

[ブリュッセル 20日 ロイター] - 欧州連合(EU)が、中国への依存を減らすことを目的とした初の重要鉱物共同備蓄の候補として、タングステン、レアアース(希土類)、ガリウムを選定したことが分かった。事情に詳しい3人の関係筋がロイターに明らかにした。

関係筋のうち2人はマグネシウムも優先リストに入ると述べ、1人はゲルマニウムとグラファイト(黒鉛)も最終的なリストに含まれる見通しだとした。

検討対象となっている鉱物のうちマグネシウムを除くほとんどが、北大西洋条約機構(NATO)が防衛産業にとって重要とみなす12元素のリストに含まれている。

EUは鉱物の保管場所として、欧州最大の港であるオランダのロッテルダム港を含む主要港と協議を進めている。関係筋のうち1人と別の1人がロイターに明らかにした。

中国の輸出規制が世界経済に衝撃を与えたことを受け、米国を含む西側同盟国は独自の備蓄構築を急いでいる。

ロッテルダム港の広報担当者は直ちにコメントしなかった。欧州委員会の広報担当者もコメントを拒否した。

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