Gayatri Suroyo Ananda Teresia
[ジャカルタ 20日 ロイター] - インドネシア中央銀行は20日、最安値を更新している通貨ルピアの下支えに向け、2年ぶりに政策金利を引き上げた。
主要政策金利の7日物リバースレポ金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、5.25%とした。ロイター調査によると、エコノミスト29人のうち16人は25bpの引き上げを予想していたが、残りのエコノミストは据え置きを予想していた。
翌日物預金ファシリティー金利と貸出ファシリティー金利も0.5%ポイント引き上げ、それぞれ4.25%、6.00%とした。
ワルジヨ総裁はオンライン会見で、「今回の利上げは、中東戦争で世界的な市場が変動するなか通貨ルピアの安定をさらに強化するためで、同時に2026年と27年のインフレ率を目標範囲内に収めるための予防的措置でもある」と述べた。
ルピアはこのところ、イラン戦争による経済への悪影響、政府歳出計画、中央銀行の独立性、資本市場の透明性などへの懸念から対ドルで繰り返し過去最安値を更新している。