Humeyra Pamuk Jonathan Landay
[ワシントン 19日 ロイター] - ランドー米国務副長官が逃亡中の元ポーランド閣僚に対するビザ(査証)発給を円滑に承認するよう国務省幹部に指示し、この元閣僚がハンガリーから米国へ逃亡することを可能にしていたことが分かった。関係筋3人が明らかにした。
ポーランドのジオブロ元法相は、主に犯罪被害者基金の資金を政治的利益のために不正使用したとされる件を巡って26の罪に問われている。保守派の同元法相は不正行為を否定し、現与党連合による政治的な動機に基づくキャンペーンだと主張している。
トランプ米政権は欧州の保守派を支援しているが、米国と同盟関係にある政府から刑事責任を問われている政治家にビザを発給することは極めて異例だ。
1月にハンガリーのオルバン首相(当時)はジオブロ元法相の亡命を許可。ポーランド政府は4月の選挙でオルバン氏が敗北したことで、同元法相がポーランドに帰国することになると期待していた。
しかし実際には、関係筋によると、ランドー氏が国務省領事局の幹部に対し、在ハンガリー米大使館を通じたジオブロ元法相へのビザ発給を指示。ジャーナリストビザだったという。
ランドー氏はこの件に関するコメントを拒否した。