グッズ売り上げは従来の記録を「桁外れ」の更新
ブランドの発表では、グッズの売り上げは1500万ドルに達した。コーチェラの物販の最高記録はそれまで170万ドルだったから、まさに桁外れの更新となった。
スカイラークは会場に約900平方メートルの「オアシス」を用意した。「幻想的な映像と心地よいサウンド、ミストシャワー、スカイラークの特注家具」を備えた休憩スペースだ。隣にはショップを設営。実店舗を出すのは、昨年12月に東京で開催したポップアップ・イベント以来2回目だ。
ストリートファッション系の実業家ネイマ・カイラをパートナーに迎え、ビーバーはスカイラークを昨年7月に設立した。大胆なシルエットと美しい色使いが特徴的なデザインは光の魔術師と呼ばれる芸術家ジェームズ・タレルに着想を得たと、10月にライブ配信で語っている。
ブランドの成功はマネジメント陣と決別し、『スワッグ』『スワッグ2』の制作を通じてアーティストとしての主導権を取り戻した軌跡に重なる。コーチェラでも、彼はスカイラークのスエットなどを身に着けて舞台に立った。
デビューから約15年、薬物依存や警察沙汰など数々のトラブルを経てなお、ビーバーとその創造性は人々を夢中にさせる。
コーチェラ効果は過去作にも波及し、全米アルバムチャート「ビルボード200」に7枚が同時にランクイン。復活の勢いは止まりそうにない。