[19日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXの新規株式公開(IPO)で、ゴールドマン・サックスがリードレフト(筆頭主幹事)の地位を確保する見通しだと、事情に詳しい関係者が19日にロイターに明らかにした。

リードレフトとは、IPO案件の引受幹事団の中で最も上位かつ中心的な役割を担う銀行を指す。

関係者によると、早ければ20日にも公開される可能性があるIPOの目論見書ではモルガン・スタンレーとゴールドマンの両行が主幹事を務める。

ロイターの取材に対し、ゴールドマンはコメントを控えた。スペースXとモルガン・スタンレーはすぐには回答しなかった。

長年にわたりマスク氏に助言を行ってきたモルガン・スタンレーは、2010年に米電気自動車(EV)大手テスラのIPOを手がけた。その際も、ゴールドマンがリードレフトを務めた。

スペースXは、約1兆7500億ドルの評価額で約750億ドルの調達を目指す見通しで、実現すれば史上最大のIPOになると、ロイターはこれまでに報じている。

1兆7500億ドルという目標評価額は、スペースXとマスク氏の人工知能(AI)スタートアップxAIが今年2月に合併した際の評価額1兆2500億ドルから大幅に引き上げられた水準だ。

ロイターが先週、独占報道したところによると、スペースXは早ければ6月12日にもナスダック市場に上場する計画だ。

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