Nathan Layne
[19日 ロイター] - 米共和党は19日、11月の中間選挙の候補者を決める予備選を各州で行い、ケンタッキー州ではトランプ大統領に批判的な現職のトーマス・マッシー下院議員が敗れた。自身に忠実ではない議員を排除する取り組みでトランプ氏が再び勝利を収めた形だ。
マッシー氏は、性的人身売買で起訴され自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン氏に関する文書を司法省に公開させる取り組みを主導してトランプ氏の反感を買っていた。CNNなどによると、トランプ氏が支持した海軍特殊部隊出身のエド・ガルレイン氏に敗れた。同氏は親イスラエル団体から巨額の支援を受けていた。
ただ、マッシー氏の敗北は、トランプ氏が幅広い支持を得ているというよりも、予備選の結果を左右する党活動家の間での圧倒的な影響力を示すものと言える。支持率低下とガソリン価格高騰により、中間選挙で共和党が幅広い有権者から支持が得られるかは疑問視されている。
19日にはアラバマ、ジョージア、アイダホ、ケンタッキー、オレゴン、ペンシルベニアの各州でも予備選が行われている。中間選挙では、選挙区割り変更を巡る争いで共和党に有利な展開が続いているが、民主党は下院、さらには上院での多数派奪取も目指している。