Kentaro Sugiyama

[東京 19日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 159.00/159.02 1.1641/1.1643 185.12/185.13

午前9時現在 158.87/158.88 1.1654/1.1656 185.16/185.17

NY午後5時 158.83/158.85 1.1655/1.1657 185.13/185.16

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル高/円安の159円付近で推移している。ドル買い/円売りの材料が多い中、日本の通貨当局による実弾介入への警戒感だけが上値を抑える要因となっている。午後は158円後半を中心とした狭いレンジで小動きとなった。

米利上げへの思惑や原油価格の高止まりが続いていることなどを背景に、ドル高地合いになりやすい状況。東京時間の朝方に安値158.79円を付けた後、仲値公示に向かってじり高となり、159.02円まで買われた。

午後は特段の材料が見当たらない中、上下10銭程度の狭いレンジで動意に乏しい展開となった。市場からは「160円が防衛ラインとの見方が多い中、159円前半からは上値追いに慎重にならざるを得ない」(あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。

朝方発表された2026年1─3月期の実質国内総生産(GDP)は事前予想を上回る強い伸びとなったものの、相場の反応は限定的だった。

市場では「GDPの結果は金融政策正常化を後押しするような内容ではあったが、6月の日銀会合での利上げ観測が高まっているため、ドル/円の大きな反応は見られていない」(国内証券・アナリスト)との声が聞かれた。

1─3月期GDPでは中東情勢が緊迫化する前の日本経済の底堅さが確認されたかたちだが、先行きの景気減速が懸念されている。政府の補正予算の編成にからんだ財政悪化懸念もあり、円金利の上昇が進む中でも円売り圧力が強まりやすい。

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