Heejin Kim

[ソウル 19日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手スターバックスの韓国法人代表が販売促進キャンペーンを巡る批判を受け、解任された。

韓国でスターバックスのライセンス運営を手がける小売り大手、新世界グループは、「不適切なマーケティング」を行ったとして、スターバックス・コリアのソン・ジョンヒョン代表を解任したと発表した。

スターバックス・コリアは、光州民主化運動(1980年の光州事件)記念日だった18日に「タンクデー」というキャンペーンを実施した。同社の「タンク」シリーズのタンブラーを宣伝するキャンペーンだったが、軍の残虐な弾圧を想起させるとして韓国国内で強い批判を浴びた。

光州民主化運動では、デモの鎮圧に軍の戦車が投入され、数百人が死亡または行方不明になったとみられている。

韓国の李在明大統領は18日、Xへの投稿で、スターバックスのキャンペーンに「激怒した」と述べ、民主化運動で犠牲になった人々の遺族への謝罪を要求した。

スターバックス・コリアはウェブサイトに声明を掲載し、プロモーションについて謝罪した。新世界グループのチョン・ヨンジン会長も公に謝罪した。

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